防御力の重要性を理解する

ノーレストフォーザウィケッドにおけるキャラクターの防御力はどれほど重要なのか?

体感では防御力のダメージ軽減効果はかなり高い。低防御力と高防御力のキャラクターを比較すると、後者の方が明らかに生存率が高く戦闘が楽になる。まるで、ダメージを大幅に軽減するしきい値があるのではと感じるほど有用な場面も多い。

ここでは、以下の検証結果を参考にノーレストフォーザウィケッドの防御力の仕様とダメージ軽減率、盾の有効性を解説する。

防御力によるダメージ軽減

賞金首の討伐クエストで登場する「変異した兵」を例に、防御力と被ダメージの関係を紹介。

サクラメントの作戦室に登場する怪物化した兵士は、試し切りの相手にとても便利。ランドルフ隊長と話してバウンティを受けて中央広場内の作戦室へ行くだけで簡単に敵と戦闘できる。

下のグラフは各防御力における、変異した兵の攻撃による被ダメージを表す。

この例では、装備を付けていない防御力の0の状態で27ダメージを受け、防御力306で1/3の9まで減少している(青)。それ以降はいくら防御力を上げてもダメージは変化しない。

盾で攻撃をブロックした場合(赤)、防御力168でダメージは軽減率は100%になり、一切ダメージを受けない。盾は重装、中装、軽装の3種類に分かれており、重装と中装の盾はダメージを0まで軽減できるが、軽装の盾は最低でも1ダメージ食らう(黄)。

盾の種類はアイテムの名称の下に表示される。

軽装の盾の「最低でも1ダメージ」食らう仕様は、ダメージを受けたときに発動する効果と相性がいい。(例：アザミの指輪)

参照記事の検証結果によると、防御力は魔法ダメージや罠に対しても物理ダメージと同様の軽減効果を発揮する。

トラップによる突然死を防ぐために、軽装メイジでも最低限の防御力は確保しておきたい。攻撃力に比べて防御力は軽視されやすいが、ノーレストフォーザウィケッドでは攻撃力と同じくらい重要性が高い。

高レベル敵のダメージを最大まで減らすにはより高い防御力が必要。あたり前のように聞こえるが、これは「高レベルの敵は防御力貫通性能が高い」ことを意味する。

参照記事のテストでは、防御力0～1400の範囲で被ダメージを調べており、セリムのるつぼに登場するジャンプする敵に対して、16～17のダメージが防御力1000で5まで減少している。

弱い敵に対しては、防御力300で67%軽減できるが、より強い敵の攻撃はそこまで軽減できない。防御力を300確保したからといって、被ダメージが1/3になるわけではない。すべては敵次第。

ダメージを軽減するために必要な防御力は、敵のレベルに依存し、被ダメージには依存しない。

ノーレストフォーザウィケッドは早期アクセスゲームであり、開発者のアップデート頻度が非常に高いことから、この記事で紹介した内容は今後調整される可能性が高い。防御力の仕様(最大で67%のダメージ減少)や盾のブロック性能はあくまで参考程度に。