ノーレストフォーザウィケッド
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ストーリー攻略:ねずみと略奪者【黒き掘割】

ファルステッド・ダラク

ねずみと略奪者はノーレストフォーザウィケッドのメインストーリーに関連するクエスト。ウィニックの依頼を受けて「ダラク」という名の人物を追う。ここではねずみと略奪者の進め方、クエストで訪れるダンジョン「黒き掘割」の攻略手順、登場ボスを解説する。

ねずみと略奪者

クエスト「ねずみと略奪者」はサクラメント到着後、ウォッチャーと会った後に受注できる。

ウィニックの話では、リズンのために戦うダラクという名の軍団長がいるらしい。オーバングレーズの西部で目撃されている。

ねずみと略奪者

目標はリズンの軍団長ダラクの討伐。ダラクはサクラメント襲撃を計画しており、これを阻止するこため、ウィニックはセリムの戦闘の腕を見込んでダラク討伐を依頼する。

クエスト受注タイミングは序盤であるが、クエスト自体は非常に長く、後半の「黒き掘割」は敵のレベルが上昇する。そして、最終のダラクは相応に強い。キャラクターのレベル11以上まで上げなければ厳しいだろう。

ウィニックと話す

中央広場の北側、オデッサの牢獄付近にいるウィニックと会話してクエスト「ねずみと略奪者」を受ける。ねずみと略奪者の序盤の難易度はサクラメント到着後でも攻略できるレベル。

武器は忘れずに強化しておきたい。

オーバン・グレーズ西部に向かう

ダラク討伐のためにオーバン・グレーズの西部に向かう。オーバン・グレーズのささやき声の北にある洞窟を通って、裏側に抜けるとダラクがいる場所に到達する。

ファルステッド・ダラク (1戦目)

ファルステッド・ダラク (1戦目)

ファルステッド・ダラク1戦目。ダラクは複数の部下を連れて登場する。

プレーヤー側には4人のサクラメント兵がいるが、囮程度にしかならず、放置するとすぐに全滅する。幸い敵の部下は非常に弱いため、数発の攻撃ですぐに倒せる。ダラクはプレーヤーを優先的に狙い、サクラメント兵にはほとんど攻撃しない。

この戦闘では、ダラクのHPを70~80%程度削るとダラクが撤退して勝利する。

ダラクの計画を探る

ネズミと略奪者:オデッサの警告

ダラク戦後はサクラメントに帰還する。中央広場の北側、オデッサの牢獄付近にいるウィニックのもとへ戻ると、オデッサとウィニックが言い争っている。

オデッサと会話する

オデッサと話すと、ダラクの作戦には続きがあること、衛兵がダラクの部下を何人か拘束したことを教えてくれる。詳細を知るために捕らえられたリズンを尋問しよう。

ラティガンと話す

捕らえられたリズン「ラティガン」はすぐ近くにいる。ラティガンと話すとオデッサの推測は正しいことが分かる。そして、自分を見捨てたダラクに復讐するために協力を申し出る。

彼を助けるために「荷馬車の独房の鍵」を探そう。

なお、話しかけずにラティガンを放置すると一人でしゃべり続ける。面白いので聞いてあげよう。

鍵の情報を聞く

鍵の情報を聞く

ラティガンがいる場所のすぐ近くに処刑台があり、2人の衛兵が「鍵」について話している。会話をすべて聞くと、鍵を持ったジェラルドという人物が、仕事中に酒を飲んで噴水に向かったことが分かる。

噴水は処刑台のすぐ下。噴水に向かうと衛兵が泥酔しており、話しかけると「荷馬車の独房の鍵」が手に入る。

後に、この二人の衛兵は囚人脱走の責任を負って降格される。逆に泥酔していた衛兵は昇格する。クエストクリア後、貧民街にいる2人の衛兵に話を聞いてみよう。

ラティガンを助けて黒き掘割の入り口を開けてもらう

ラティガンの脱獄を手伝うと、浅瀬にある下水道の入り口で落ち合う約束をする。目的地に向かうと、ラティガンが下水道「黒き掘割」の入り口を開けてくれる。

黒き掘割

黒き掘割

黒き掘割は、浅瀬のスタート位置から少し北にある下水道。ラティガン曰く、腐敗塗れの王国。ダラクの拠点であり、彼の手下の他に疫病ネズミやウジムシ、ペスティレンスに感染したと思われる変異体が多数登場する。

死亡時に破裂してウジムシをまき散らすサソリのミュータントには要注意。

黒き掘割のマップ
  1. 排水溝の鍵を入手する
  2. 扉を開けて南西エリアへ
  3. 水路の鍵を入手する
  4. 扉を開けて北エリアへ
  5. 下水道のレバーハンドルを入手する
  6. 最初のささやき声に戻り、レバーを操作する
  7. 北東のダラクがいる部屋へ向かう

排水施設の鍵

ささやき声でチェックポイント設定後、水路に降りて直進すると「排水施設の鍵」が落ちている。これは左隣のエリアへ続く扉を明る鍵であり、ささやき声の近くにあるレバーは操作できない。(レバーの鍵は後で手に入る)

扉を開けて排水施設へ

排水施設の鍵で扉を開けて排水施設へ向かう。このエリア以降、非常に危険なサソリのミュータントが登場する。

サソリのミュータント

サソリの尻尾を持つ人型の二足歩行生物。ペスティレンスに感染した人間だと思われる。この敵は、強烈な突進攻撃を多用するため、正面からの殴り合いは非常に危険。突進による突き飛ばし→腕+尻尾の連続攻撃は、高耐久のキャラクターでも即死するほど威力が高い。

必ず敵の攻撃を回避し、側面から攻撃すること。死亡後は破裂してウジムシのような敵が4体出現する。破裂にはダメージ判定がある。

水路の鍵近くにいる異形の敵

水路の鍵近くにいる異形の敵

水路の鍵が入った宝箱の横には、強力な異形の敵とウジムシ3体がいる。

蛆虫は異形の敵の攻撃を食らって死亡することが多いため、あまり気にならないが、変異体はかなり強い。この敵は攻撃力と防御力ともに高く、距離が離れると高いホーミング性を持つ突進を繰り出す。距離を取ると逆に危険。背後に回り込んで攻撃しよう。

背後に回り込むと、旋回→剣攻撃という単調な動きになる。倒せないときは宝箱から「水路の鍵」を奪って逃げる。

扉を開けて水路へ

水路の鍵で扉を開けて水路エリアへ向かう。時間差で作動する足場を利用して上層にあがり、下水道のレバーハンドルがある場所を目指す。

下水道のレバーハンドル入手後、エリアには北側の「ささやき声」に触れてチェックポイントに設定する。

水位を上げる

水路エリア北のレバー(要:下水道のレバーハンドル)を操作して進むと、水位調整のレバーに到着する。これを操作して水位を上げると、水路エリアから最初のささやき声があるエリアへアクセスできる。

これはショートカット開通に必要な操作であり、攻略上は必須ではない。ダラクのもとに向かう場合は、下水道のレバーハンドル入手後、最初のささやきに戻るだけでいい。

ささやき声横のレバーを操作する

入口エリアのささやき声横にあるレバー(要:下水道のレバーハンドル)を操作して、東側に続く橋を起動する。

ファルステッド・ダラク (2戦目)

ファルステッド・ダラク (2戦目)

貴様らには反吐が出る・・・俺をアノーラから遠ざけようとする・・・俺は彼女を救う。守って見せる・・・貴様から。

ファルステッド・ダラク

ねずみと略奪者の最終ボス。

攻撃方法は1戦目とそれほど変わらないものの、攻撃力とHPはより強力。パリィはかなり有効だが、盾バッシュと突進には注意。

なお、最終戦のダラクは人間形態のHPを削り切ると、触手(長い腕)が生えて後半戦に移行する。倒したと思って油断していると、触手出現時の攻撃で死亡する。触手の射程はかなり長く攻撃速度も速いため、遠距離はあまり安全ではない。近接で張り付き背後に回り込む戦術が有効。

勝てないときは、レベルを11以上に上げ、ティアII以上のメッシュorプレート防具を装備する。ティアII&3段階まで強化した武器で攻撃すると十分なダメージが入り、難易度はかなり下がる。

クリア後

ダラクを倒して出口に向かうと、ウィニックが登場して礼を述べる。その後、下水道から脱出すると、サクラメントの墓地近くに黒き掘割へのショートカットが開通する。

ねずみと略奪者をクリアすると、次のクエスト「神の使い」で訪れる「名もなき道」の敵レベルが8→15に上昇する。楽にクリアしたい場合は、ダラクを倒してウィニックのイベントを見る前に、名もなき道を攻略してショートカットを開通する。

次のストーリーを進める場合は神の使いへ。「ねずみと略奪者」と「神の使い」を両方をクリア後、サクラメントの中央広場に向かうとイベントが発生する。

アノーラとは誰か?

アノーラ・ボレイン
「ハラッサ トゥイン」は旅の安全を祈る言葉

ダラクが「救う」と述べた人物「アノーラ」はいったい誰なのだろうか?

ダラクはアノーラが生きているような発言をするが、サクラメントの墓地にはアノーラの墓があり、既に故人であることが分かる。このときのペスティレンスに侵されたダラクは完全に狂っており、アノーラが生きていると錯覚しているだけでなく、部下を別の人物と勘違いしている。

これに関して、ウィニックを含む複数の人物から、ダラクとアノーラの詳細な話が聞ける。

ネズミと略奪者クリア後、サクラメントの中央広場にいるウィニックと話すと、ウィニックは「オデッサのことは、アノーラの腕に抱かれた赤ちゃんの時から知っている」と述べる。つまり、アノーラはオデッサの母親であり、エルズワースの妻である。

また、ダラクと同じ村出身のコバの話によると、ダラクは昔、マリンの森で木こりとして働いており、人を殺すような人間ではなかったそうだ。

しかし、彼の意中の女性が別の「王族の血を引く人」に恋をしてしまい、ダラクはその人物を襲った。

ダラクが好意を寄せていた女性はアノーラであり、襲撃された人物はエルズワース。このとき、アノーラは「見捨てられし者」の名を唱えてダラクを戒め、戦いを収めた。

その数年後、アノーラは亡くなったが、死亡原因は判明していない。ダラクはアノーラの死を引きずり続け、もともと抱いていた本土への憎しみが烈火の怒りへと変化した。

アノーラ・ボレイン(Annora Bolein)の元ネタは、イングランドの王妃アン・ブーリン(Anne Boleyn)だと考察されている。非常によく似たスペルと、王族と結婚した共通点が理由。アン・ブーリンがエリザベス1世の母親であることを考えると、アノーラの娘オデッサが、マグナスに代わり女王になることを予想せずにはいられない。今後のストーリー展開に期待。

コバは売り家「ルースト」の近くにいる。ウィニックはサクラメントの中央広場にいるが、ストーリーを進めるといなくなるため、会話できる時期は限られる。

参照:A little Lore: Reddit